「こどもイノベーター塾」の「ミッション1:勉強が楽しくなるナゾを解き明かせ」に、集まってくれた小学生のみなさんと一緒に挑戦しました。
親が子どもに「勉強しなさい!」って言っても、思った通りにならないのは世の中の常。 仮に、やったとしても、「本来の子どものヤル気」がそこになければ、形だけの勉強をしてやったことにするという結果になるでしょう。
子ども自ら、勉強って重要だなと自ら気づかせることはできないのでしょうか?
こどもイノベーター塾ではそんなことができました。
授業の最後のふりかえりの時間に出てきた、生徒さんの感想です。 「最初はデメリットしかでなかったけど、考え方を変えるとメリットになる」 「みんなが言った答えをつなげるとわかりやすくなる」 「先に宿題をした方が成績も良くなるし、精神的にも良いとわかった」
もちろん、こんなことばが出てくるようにインプットしたわけではありません。 すべて子どもたちが自ら考えたのです。
では、いったい何をしたのでしょう? 詳しくはネタバレになりますので、ここには書きませんが、どんな順番で考えていったのかを紹介したいと思います。
「宿題をしないとどんなことが起きるの?」 こうやって聞いてみると、悪いことばかりでてくるんですよね。 面白いものです。
そこで、次にこうやって聞いてみました。 「そんな悪いことばっかりじゃあないでしょう。 だって、みんな宿題とかあんまりやりたくないんでしょ? やらないといいことがあるから、やりたくないんじゃない?」 そうすると、別の角度から答えがでてきます。
「じゃあ、悪いことは起きずに、良いことだけを起こせるようにしたら最高だよね? どうしたらいいと思う?」 こうやって聞いてみるとアイディアがでてくるんです。 一人ひとりでは出せなかったアイディアであっても、みんなで意見を集めていくといいアイディアに膨らんでいくんです。
こういった質問を投げかけて、考えてもらい、情報をつなげて整理してみた結果、上に紹介したような、「ふりかえり」での感想が得られたのです。
こうやって、子どもたちの意見で毎回のミッション(授業)が成り立ち、 毎回違う答えがでてくる。 こうやって、決まった答えを出す力ではなく、答えが1つではない問いに 対して考える力を養う。 こうやって、もっとよいアイディアはないかと、みんなで意見を磨き上げて 「すごいアイディア」にまで高めていく。
これが「子どもイノベーター塾」の活動です。
体験会などのお問い合わせは随時受け付けております。
ホームページ
https://www.kodomo-innovator.com/
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